パスポート あれこれ(そのー3)
パスポート あれこれ(そのー3)
100回以上日本を出国(船員時代を除く)していますが、空路以外に船で出国したことが2回あります、一度は福岡から釜山まで高速艇で、もう一度は新潟東港からLNG運搬船で修理のためにインドネシア向けに出港。全く逆のケースも、空路シンガポールまで行き、修理しながら日本に帰国、もう1回は釜山から福岡まで高速艇で帰国。
大雑把に考えても飛行機に乗った回数は300回はあると思うんですが、有り難いことに一度も事故に遭遇すること無く現在に至ってます、事故と言えば「ロストバゲッジ」が2回あります、幸いにも後日に出て来ました。
飛行機事故では無いのですが、入管の知識の低さで入国を拒否されそうになった事があります、それも日本から?日もかけてたどり着いたサウジアラビアのジェッダです。観光ビザの無い国で、外国人の入国を歓迎する意識など持ち合わせていない入管職員です、コーヒーを飲みながらスタンプを押す姿はこの国でしか見られないでしょう。
写真はサウジアラビアの数次旅券です、複数回行くことが予想されたので取ったものです。
アラビア語は分かりませんが、英語の部分を見ると東京のサウジアラビア大使館が2000年6月16日に発行したもので、有効期限3ヶ月で滞在期間は1ヶ月となっています。
ジェッダ空港で入国に際して若い入管職員が「期限が切れているので入国できない」と言う、私はビックリ、「Validity 3 monthsと書いてあるでしょ、今は8月だから有効期間内だろう」、入管は言う「6月16日から、既に1ヶ月過ぎてる」と言う。完全に英文の解釈を間違っている。
何回かやり合っている中に彼の態度が居丈高になり、「向こうの部屋で待て」と言う。
手続きを待つ長い行列の人達からも、冷たい視線。
部屋で待っていたが一向に誰も来てくれない、私の行く場所は砂漠の中を車で飛ばして2時間弱、200kmほど離れた所でプラント建設会社(アメリカとサウジアラビアの合弁会社)の人間が迎えに来てくれているはずだが、入国していなければ連絡の取りようが無い、時間と共に不安が募るばかり。
30分ほど待っても何のアプローチも無い、意を決して「再交渉だ!」と部屋を出たら金筋入の肩章を付けた年配に人とバッタリ。入管の職員かどうかも分からなかったが、藁をも掴む気持ちでサウジの数次ビザを見せて説明。彼はチラッと私のパスポートを持って見てから、先ほどの審査場へ、私にも「来い」と手招き。入国審査場で若い係官に私のパスポートを渡して「一言二言」、ポンとスタンプを押したパスポートは私の元へ。「疲れました」、無事に迎えの人と会い建設現場へ。

4冊のパスポートの入出国のスタンプの一部です。写真上の右のパスポートは10年有効のものでしたが、有効期限内にスタンプを押す余白が無くなり「増補」をして貰いました、そのパスポートで一度だけ20ページ増やして貰えるのです、役所には珍しく「一晩」でしてくれます、今日申請すれば明日には出来上がってます。

荷物検査の税関が感心して「凄いですね」と言っていたのを思い出します。同じ国だけでは無かったので特に疑いは無かったようです。




私のパスポートについては、何らかの形で記録しておきたいと思ってました。
100回以上日本を出国(船員時代を除く)していますが、空路以外に船で出国したことが2回あります、一度は福岡から釜山まで高速艇で、もう一度は新潟東港からLNG運搬船で修理のためにインドネシア向けに出港。全く逆のケースも、空路シンガポールまで行き、修理しながら日本に帰国、もう1回は釜山から福岡まで高速艇で帰国。
大雑把に考えても飛行機に乗った回数は300回はあると思うんですが、有り難いことに一度も事故に遭遇すること無く現在に至ってます、事故と言えば「ロストバゲッジ」が2回あります、幸いにも後日に出て来ました。
飛行機事故では無いのですが、入管の知識の低さで入国を拒否されそうになった事があります、それも日本から?日もかけてたどり着いたサウジアラビアのジェッダです。観光ビザの無い国で、外国人の入国を歓迎する意識など持ち合わせていない入管職員です、コーヒーを飲みながらスタンプを押す姿はこの国でしか見られないでしょう。
写真はサウジアラビアの数次旅券です、複数回行くことが予想されたので取ったものです。
アラビア語は分かりませんが、英語の部分を見ると東京のサウジアラビア大使館が2000年6月16日に発行したもので、有効期限3ヶ月で滞在期間は1ヶ月となっています。
ジェッダ空港で入国に際して若い入管職員が「期限が切れているので入国できない」と言う、私はビックリ、「Validity 3 monthsと書いてあるでしょ、今は8月だから有効期間内だろう」、入管は言う「6月16日から、既に1ヶ月過ぎてる」と言う。完全に英文の解釈を間違っている。
何回かやり合っている中に彼の態度が居丈高になり、「向こうの部屋で待て」と言う。
手続きを待つ長い行列の人達からも、冷たい視線。
部屋で待っていたが一向に誰も来てくれない、私の行く場所は砂漠の中を車で飛ばして2時間弱、200kmほど離れた所でプラント建設会社(アメリカとサウジアラビアの合弁会社)の人間が迎えに来てくれているはずだが、入国していなければ連絡の取りようが無い、時間と共に不安が募るばかり。
30分ほど待っても何のアプローチも無い、意を決して「再交渉だ!」と部屋を出たら金筋入の肩章を付けた年配に人とバッタリ。入管の職員かどうかも分からなかったが、藁をも掴む気持ちでサウジの数次ビザを見せて説明。彼はチラッと私のパスポートを持って見てから、先ほどの審査場へ、私にも「来い」と手招き。入国審査場で若い係官に私のパスポートを渡して「一言二言」、ポンとスタンプを押したパスポートは私の元へ。「疲れました」、無事に迎えの人と会い建設現場へ。

4冊のパスポートの入出国のスタンプの一部です。写真上の右のパスポートは10年有効のものでしたが、有効期限内にスタンプを押す余白が無くなり「増補」をして貰いました、そのパスポートで一度だけ20ページ増やして貰えるのです、役所には珍しく「一晩」でしてくれます、今日申請すれば明日には出来上がってます。

荷物検査の税関が感心して「凄いですね」と言っていたのを思い出します。同じ国だけでは無かったので特に疑いは無かったようです。




私のパスポートについては、何らかの形で記録しておきたいと思ってました。
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